胸撃てハートブレイク

主題歌はハートブレイクが似合うはずさ

15時の七色の架け橋

 

 

 

仰々しいタイトルだけどただのド新規ファンの隙自語だよ 自衛してね(?)

 

昨日4月11日、ジャニーズWEST主催のお祭りがありましたね。っていうか自担*1主催でした、好きなメンツが嬉々として参加し始めてた。常日頃からオタクの生態を観察している中間淳太氏、企画主催なんて造作もないんだろうなあ。監視は慣れてるのでいいんですけど、ジャニーズさんってそんな距離感馬鹿なんだとめちゃくちゃ驚きました。地下となんも変わらんやんけ

 

#WESTと一緒にWESTV鑑賞 、新型コロナウイルスの影響によりジャニーズWESTに限らず様々なイベントや行事、催しや日常生活までもが自粛されていく中で、みんなで一緒にライブ映像を同時再生しよう!一緒に見よう!とメンバー発案で行われたこのお祭り。発案者は中間淳太さん、そして私たちに見える形で乗っかってくれたのが小瀧望さんと神山智洋さん。3月下旬にファン主導で企画された同時再生を知ってかはわかりませんが、ライブが延期されてしまい仕方ないとはわかっていても悲しい気持ちが残る中で声を上げてくれた中間さんには頭が上がらないです。

11日の15時、予想以上の盛り上がりにより企画のタグもぎりぎりまで数回変更されて、最新アルバムのマーケティングのために作られたTwitterアカウントまで動き出すボルテージの上りよう。すごかった、とてつもないムーヴメントの一部始終を見れてちょっと感動しました。

 

私最初はこれに参加するつもりなかったんです。こんなの書いておいてなんでだよ!って感じなんですが(怒らないでほしい) そもそも同時再生予定のWESTVを所持していなかったし、何となくこういうお祭り騒ぎが苦手で(あんまりいい思い出がない) 

当日も前日から続く体調不良で気を失うかのように寝て、日が昇りきってもベッドから出れず……(コロナではないです!!!!)  昼ごはんの最小限の買い物に行く家族に何か欲しいものある?と聞かれて、満身創痍の中冗談半分で

 

「うーん……WESTV、かな……(笑)」

 

なんて答えて昼過ぎまでまた限界睡眠をとっていました、テニプリの真田に熱々のジンギスカン食わされる夢を見ました(?) その後公式アカウントからのLINE通知で目が覚めて、なんか食べるかと起き上がって枕元に見えたものがこちら

 

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_________!?

 

冗談半分で答えたはずの、何故かBlu-ray(部屋のテレビで見れない)、しかもご丁寧に初回限定版。

 

見るか

 

 

見ました。タグ付けして実況はしなかったけどしょうもな感想をツイートしながら。

私はジャニーズWESTのオタクである友人の紹介で彼らを知ったんですが、正直今までは塀の外側から冷やかし程度だったのでちゃんとライブを見たのはこれが初めてでした。見た感想としては

 

ああこれは、みんな好きになるわけだよなあと。

 

限られた公演時間の中で、彼らの持ち味を存分に発揮していて。ずっとやんややんや明るいだけじゃなく、みんなが想像する「ジャニーズ」としてバシッとキメるとこはキメる。コントも、間に流れる映像も、ユニット曲も、MCも構成も演出も。どれをとっても研ぎ澄まされて磨き抜かれていました。変に中弛みもしないし、一切疲れた顔も見せない。ライブにたまにありがちなバラードで暗い雰囲気になることもなく、ずーーーーーーっと笑顔で、今ここにいることが本当に幸せで楽しいって顔を、7人もお客さんもしていて。良い意味で私これを生で見ていなくてよかったな、と思ってしまいました。私はこちら側の人間ではないので……こういうのに当てられると塵になって死んでしまうので……(?)

私がジャニーズWESTとそれを構成する世界を知るまでは、もっとこう……生きるか死ぬかみたいな、楽しいはずなのに楽しくない、明日が見えなくて怖い。今日生きていられるかさえわからないみたいな人たちを応援していて。昨日までステージに立っていたのに、次の日には脱退だとか。人気投票でグループが差別されるとか、現メンバー全員卒業とか。それは大手か弱小か、メジャーかインディーズかなどの要因も大きいとは思いますが、そういう何とも小さな世界に生きていたので、応援される側している側、双方ともプラスの、前向きな気持ちで接しているのを見て、私はこれを見たかった、感じたかったのかもしれないということに気づきました。

 

特に重岡大毅さん、神山智洋さん、濵田崇裕さん3人で歌った「間違っちゃいない」

WESTVのアルバムで音源は聞いたことがありました。その時は重岡さんがこれを書いたんだ、すごいな、めちゃくちゃいい曲だなってそれだけでした。けど、そんなもんじゃなかった。CDに収まるような曲じゃなかった。これこそ生で聴いていたら私は崩れ落ちてた、冗談じゃなく。

君と出会ったことも

夢を信じることも 答えに牙向いてさ

間違っちゃいないよな

目が合う近所の空 僕は僕で僕だ

間違っちゃいない 間違っちゃいないんだ

間違っちゃいない 間違っちゃいないんだ

なんかもう、言葉にできない気持ちが代わりに涙としてボロボロ溢れてきそうになって。色んな人の顔が浮かんでは消えて、浮かんでは消えて。大好きだけどもう会えなくなってしまった人、志半ばで夢を諦めて去って行ってしまった人、実はずっと夢を諦めようとしていたけど踏ん張っている人。彼らとの出会いも、今ここに来るまでに過ごした時間も、今までしてきた選択も、別れも全部間違っちゃいないのかなと。たぶんそういう意図の曲ではないと思うんですけど、そんなことを考えて胸が苦しくなりました。彼らの「間違っちゃいない」だから、こんなにも感情を大きく揺さぶられた。

 

後は普通に構成とか衣装がめちゃくちゃ好きです、特にオープニングのホワイトとブルーを基調にした衣装。フライトタグ!ロゴ!変形!ビッグシルエット!背番号!私の好きなものが全部詰まっていて一生これ着ていてほしいなと思ったし、これの簡易版をどんだけ高くなってもいいから売ってほしいな~!ってずっと思ってました。かわいい~ジャニーズWESTさんで白青の衣装ってあんまり見かけた記憶がなかったので新鮮でした。衣装がすごい好き、ほんと、あのピンクもっと着てくれてもよくないか?なんで?

 

一部ですがこんなことも言っていました、失礼な発言はすみません許してください。コナンは被りました。

  

私はジャニーズWESTに興味を持つまで、"「趣味趣向」という意味で"ジャニーズに触れたことがほとんどありませんでした。けど私が生まれた頃には国民的アイドルグループと呼ばれている嵐さんも既にデビューしていて、「ジャニーズ」という存在はもう当たり前のようにすぐそこに存在していました。私が知らない間に沢山の歴史を刻んで、そこにジャニーズWESTもいて。私が知らない世界がそこにはありました。

多分……私はジャニーズWESTと別の時間軸に生きていて、その元から分かれていた時間軸が今このときになって一つになったのかなあ、なんてエンドロールを眺めながらぼんやりと思いました。交じり合うことが今までなかっただけで、実は彼らはすぐそこにいたんです。背中合わせみたいに。ほんとに。だってあのドラマにも、あの番組にも、あの雑誌にも、あの陳列されたCDの中にも、あのデパートの隅のアイスクリーム屋さんにさえも。少しずつ蓄積されていく音楽番組の録画にも、いた。私の見えないアンテナが彼らに反応して、少し視点を変えただけ。小さいころよく眺めていた宝石のような笑顔の彼らがそこにいました。

 

けど、彼らを知ったからと言ってジャニーズWESTを知らないで生きてきた今までの人生をもったいないとか、損をしていたとかは正直一切思いません。いやまあもっと早くこの存在に気づけていたら何か違ったのかな、とは考えるけど。だってそれはそれで楽しかったし、幸せだったし、何にも代えられない財産だから。

今までをもったいないとは思わないけど、これからはすごい贅沢で、ハッピーで、ハートフルで、スリリングで、たまにちょっと切なくて、そしてとってもわくわくしちゃうんだろうなとは、思います。きっと彼らと同じ時間に生きていたら、まっすぐ楽しい!それって実はめちゃくちゃすごいことなんだよな、今もそうだけど。

まだまだ知ったばかりだけど、この時間のおかげでもっと彼らを見てみたいなと思いました。結論、楽しかった……かも

 

 

 

 

 

 

 

*1:今日から名乗ります、すいません許してください